北海道喉頭摘出者福祉団体 北鈴会

北身協32


祝 辞




一般社団法人北海道身体障害者福祉協会


会長 赤坂  勝


北鈴会の「北の鈴」32号が発行されますことに心からお祝い申し上げます。
平素から当協会の会員としてご協力を賜っておりますことに感謝申し上げます。

 昨年は、貴会にとりましては創立50周年という記念すべき年となりました。この間、道内の多くの喉頭を摘出された方々の第二の声の発声訓練に努められ、自立と社会参加のために支援をされ、声を失った方々の精神的な支えとなってこられました。そして社会に対して普及、啓発に取り組まれておられますことに敬意を表するものであります。今年は50年を経て新たな1ページが始まりました、これからも北鈴会が組織の充実を図られ、第二の声を修得された方々がより一層社会参加可能な体制を整えられますことをご期待申し上げます。

 28年4月からは愈々念願であった差別解消法が施行されます、このことで福祉が俄かに普及するとは考えられませんが、一歩前進と考え、共に協力しあいながら一層運動展開を進めたいと思っております。微力ではありますが北身協といたしましても最大限のご協力を惜しまないつもりであります。

終わりに、会員の皆様のご活躍とご多幸をお祈り申し上げ祝辞といたします。