北海道喉頭摘出者福祉団体 北鈴会

札身協38


北鈴会の皆様へ


公益社団法人 札幌市身体障害者福祉協会
 会長 浅 香 博 文

 北鈴会の皆さん、お変わりありませんか。

 新型コロナウイルス感染症の蔓延が始まって1年半が経とうとしていますが、残念ながらまだまだ収束を見込めないのが現状のようです。まさか、こんなに長く感染症が繰り返し続くとは、夢にも思っていなかったのではないでしょうか。私も、ここまで引きずるとは思っていませんでした。

 北鈴会では毎週日曜日、ここ身障者福祉センターに集まって発声訓練をされておりましたが、何せ「集まることがダメ」と言うことから休館せざるおえない状況が続いており、訓練にも支障をきたしておられるのではと推察いたします。

 しかしながら、嘆いてばかりではいられません。もともと出不精の私でも、めっきり出歩くことが少なくなり、足に障害(片大腿切断)のある私にとってのリハビリは、何といっても歩くことですので、新車(自転車)でのサイクリングや、運動と思って隣の家の雑草取りなどをして体力の維持(?)を図っているところです。どうか皆さんも、これまでの訓練の経験をもとに、今しばらく自主訓練にがんばっていただきたいと思います。

 感染症が収束したとき、皆さんにお会いできるのを楽しみにしております。それまでの間、どうぞお体に気をつけてください。

 北鈴会の皆様のご健勝を心より祈念しております。