北海道喉頭摘出者福祉団体 北鈴会

平成22年度


平成22年度
第34回 「声の祭典」






[目的]
 厳しい試練に耐えて、自発率先、勇気と忍耐を持って、継続的な発声練習を実施してきた成果を発表する場を最良の状態にし、併せて各出場者の審査を行い、今後の各種発声練習の資とする。

「北鈴会」は、「発声コンクール」を昭和52年から、体力の維持増進と親睦を兼ねた「野外スポーツ大会」を平成13年度から開催しています。



開催日時
平成22年10月3日16時から17時30分

開催場所
札幌市保養センター駒岡

出席者
会員   47名 ・ 同伴者  6名 ・ コンクール出場者  1
6名

審査員
会長 松永雅晴 /副会長 濱谷一生/副会長 西野 粋/事務局長 土田
勝則/研修部

長 川村隆行

課題文



食道発声初級

 ア・イ・ウ・エ・オ
       カ・キ・ク・ケ・コ
   一・二・三・四・五
       六・七・八・九・十


(もう一回)

   あ・い・う・え・お
       か・き・く・け・こ
   一・二・三・四・五
       六・七・八・九・十 

食道発声中級

自己紹介(所属支部・氏名)し、何れか一つを選択して発表する。

(一) 「早口ことば」 

  早口 ことばを 知ってるかい
  親指 しっかり にぎりしめ
  くちびる 十分 しめらせて
  頭を ひやして しゃべるんだ

  むずかし そうだが なんでもない
  おへそに 力を 入れるのさ
  ほっぺを よくよく もみほぐし
  青空 みつめて しゃべるんだ

  なま麦 なまごめ なまたまご
   なま麦 なまごめ なまたまご
  おわります


(二) 「かえると、たまごと、とっくり」

  とんとむかし、あったって。
  あるとき、かえると、たまごと、とっくりが、
  おふろへ はいりに いったって。かえるは おふろろが 
  あつくて、いやで  しかたが ないもので ろくに はいりも
  しない  うちから、「かえろ、かえろ。」 といったて。
  すると  たまごが、「そんなこと いうなよ。たまたま きたんだもの」
  といったて。 すると こんどは とっくりが、
  「そうだ、  そうだ。とっくり、あったまって いこう。」
  といったて。 これで おしまい。どっぴん。
  おわります

食道発声上級

 自己紹介(所属支部・氏名)し、次の曲の中から、
 一曲(一番のみ)を選んで歌う。
 
(一)むかし話より「ここも日本か」

  むかしむかしの、おはなしさ。
  山の、おくのおくの、そのまたおくに、
  おとっつあんと、むすこが、おったとさ。
  あるとき、むすこは、おとっつあんにつれられて、山のおくのおくの、
  そのまたおくから、 えっちらおっちら あるいてあるいて、
  やっとのこと。たかーい山に、のぼったと。
  山のうえからみおろすと、広い野原が見えたとさ。むすこは、
  はじめて野原を見たもんで、 その広いのに、びっくらして、
  「おとっつあん。 ここも 、やっぱり、日本かよ。」 
  と、きいたもんだ。
  すると、おとっつあんは、もう、おかしくて、おかしくてたまらんように、
  あはは・・・あはは・・・と おおぐちあいて笑ってから、
  「あほうめ。日本が、このくらいで、たまるもんか。
  この二倍は、あるぞ。」と、    まじめな顔で、いったとさ。
  するとむすこは、すっかり感心して、「ああ、そうか。」と、いったそうな。
  むかしむかしの、おはなしさ。
  おわります


(二)むかし話より「かめと がん」

  むかし、ある池に、かめがすんでいて、もうここはあきたから、
  どこかへいきたいと、  考えていましたって。
  そこへ、がんが、いっものようにわたってきました。かめはがんに、
  「どうかおらを、どこかの池に、つれてってくろ。」と、たのみましたって。
  がんは、「はこんでやるのはいいが、ぜったい、くちをきかないと、
  やくそくしてもらいたい。」  と、いいました。
  かめが、ぜったい、くちをきかんといったので、
  がんは、一本のぼうをもってきて、  かめにくわえさせましたと。
  そして、ぼうのりょうはしを、二羽のがんが、くわえて、飛ぴ立ちました。
  ところが、ある村のうえまできたとき、こどもたちがそれをみて、
  わ-い わーい がんのやつがうまのわらじを はこんでく
  わーい わ-い と、はやしたてましたって。
  かめはおこってがんにいわれたこともわすれ、
  「うまのわらじじゃないわい。かめだわい!」と、さけびました。
  とたんにかめは、まっさかさまに おっこってしまいましたと。どっぴん。
  おわります

 課題曲

「どんぐりころころ」 「めだかの学校」 「春の小川」

電気発声中級

 食道発声中級に同じ。

電気発声上級

 食道発声上級に同じ。





発声コンクール入賞者

食道発声上級
優勝 千歳支部 千歳市 小 川   昴
二位 苫小牧支部 むかわ町 上 杉 数 男
三位 参加者なし . .
四位 参加者なし . .
五位 参加者なし . .
食道発声中級
優勝 帯広支部 帯広市 中 島 善 信
二位 釧路支部 白糠町 大 場 進 午
三位 北見支部 北見町 小 石 直 良
食道発声初級
優勝 札幌支部 札幌市 坪 谷   昇
二位 旭川支部 旭川市 小 野 喜 之
三位 参加者なし . .
電気発声上級
優勝 北見支部 北見市 前 田 清 人
二位 札幌支部 札幌市 中 居 勝 幸
三位 帯広支部 帯広市 中 島 善 信
電気発声中級
優勝 札幌支部 札幌市 坪 谷   昇
二位 旭川支部 旭川市 窪 田   茂
三位 札幌支部 札幌市 成 田 信 也
シャント発声
優勝 参加者なし . .
二位 参加者なし . .
審査員特別賞
      該当者なし




「野外スポーツ大会」


パークゴルフ(参加者 名)

支部名 氏名 ハンデイ グロス ネット
優勝




2位




3位




4位




5位





雨天中止以下省略。

ゴルフ(参加者  名)
優勝




2位




3位











 雨天中止 以下省略。