北海道喉頭摘出者福祉団体　北鈴会

会長　松永雅晴 / 副会長　西野　粋/ 副会長　池永章夫 / 事務局長　土田勝則/ 研修
部長　川村隆
行

　ア・イ・ウ・エ・オ
　　　　　　　カ・キ・ク・ケ・コ
　あ・い・う・え・お
　　　　　　　か・き・く・け・こ
　ぱ・ぴ・ぷ・ぺ・ぽ
　　　　　　　ば・び・ぶ・べ・ぼ
　　　一・二・三・四・五
　　　　　　　六・七・八・九・十　

自己紹介（所属支部・氏名）し、発表する。

　「元気で楽しい一日」　

　　初秋の朝は、すがすがしい　ものです。
　　まもなくやってくる　強い陽ざし、
　　その前の　つかの間のやすらかさ。
　　今朝も元気に　桔梗が咲いています。
　　「やわらかい色、やさしい形、」
　　桔梗を眺めていると、なんだか　ありがたく思えて、
　　そっと　触れてみたくなります。
　　「今日も一日、元気で　がんばろう。」
　　静かな力がわいてくる　初秋の朝の　ひとときです。

　　
　　おわります

　自己紹介（所属支部・氏名）し、次の曲の中から、
　一曲（一番のみ）を選んで歌う。
　
（一）文学の香り漂う温泉

　　古来こんこんと湧く温泉。文人ゆかりの宿は　全国に百二十軒余り、ほとんどが　温泉宿です。
　　その魅力は、多くの文豪・歌人らを惹きつけて　やみませんでした。
　　彼らは、自然豊かな　温泉地を選んでおり、今も耳を澄ませば波音や　せせらぎ、小鳥のさえずり、
　　木々を揺らす風の音が　聞こえてきます。
　　それは、執筆の合間に温泉につかり　疲れを癒すとともに、宿の周辺を散策し　英気を養うことも　必要だった
　　からでしょう。
　　川端康成は　静岡県湯ヶ島温泉の「湯本館」で名作「伊豆の踊り子」を、
　　壺井栄は長野県上林温泉の山の湯で「二十四の瞳」を書き上げました。
　　しかし、文人たちが、温泉宿をおとずれたのは、執筆のだけではなく、疎開・養生・取材など、
　　さまざまな理由があったものと　思われます。
　　
　　おわります


（二）冬の花火大会

　　夜空にぽっと咲いて、瞬く間に　消え去る光の花。足元に照らし出される一瞬の白い世界。
　　シバレはきついが、その冷気が美しさを一層、際立たせて　いるように見える。
　　冬の花火ならでは　なかろうか。
　　冬の花火は夏には　ない利点があります。まず空気が澄んでいるので　クリアに見えること、
　　冬の空気は　乾燥して水蒸気が少ないうえ、雪が空中のチリなど　掃除をして　くれるからであろう。
　　特に雪が降っている間は、一層きれいに見える　という話を聞いた。
　　雨や霧、強風に邪魔されることも　夏よりは少ないそうだ。まだ厳しい寒さが　続くこの冬。
　　光と音が演出する極彩色の風景は、閉じこもりがちな人々の心を解きほぐす効果があるのでは　ないでしょうか。
　　機会があれば、見にゆきたいものです。防寒着をしっかり身につけて。

　　おわります

　課題曲

「どんぐりころころ」　「めだかの学校」　「春の小川」