北海道喉頭摘出者福祉団体 北鈴会

令和3年度


  第45回「声の祭典」コロナ感染拡大防止の為
中止

[目的]
 厳しい試練に耐えて、自発率先、勇気と忍耐を持って、継続的な発声練習を実施してきた成果を
発表する場を最良の状態にし、併せて各出場者の審査を行い、今後の各種発声練習の資とする。


「北鈴会」は、「発声コンクール」を昭和52年から、体力の維持増進と親睦を兼ねた「野外スポ
ーツ大会」を平成13年度から開催しています。



開催日時
開催場所
出席者
審査員
課題文

食道発声初級

 ア・イ・ウ・エ・オ・カ・キ・ク・ケ・コ



 あ・い・う・え・お・か・き・く・け・こ



 一・二・三・四・五・六・七・八・九・十




         (もう一度繰り返す)

食道発声中級

自己紹介(所属支部・氏名)し、発表する。



(一) 「ごあいさつ」 
  このところ、 朝夕めっきり、 寒さが深まってまいりましたが、
  皆さん 、お体の具合は、如何でしょうか。 
  私は、以前のように話をしたいと思い、自分の限界に挑戦しつつ
  ここまで、話をすることが、できるようになりました。
  あれから、あまり人前で、話をする機会がありませんので
  ご指名を 戴きまして、慌てふためいている、ところでございます。


(二) 「あき」
  ひんやりとした風が、黄色く染まった 木の葉を そっと揺すっています。
  いつの間にか、暑い夏が過ぎて、里には、季節の便りが、届いたようです。
  稲穂は、黄金色に染まり、赤トンボが、群れています。
  澄み切った青空のもと、何もかもが明るく輝いています。
  これからは、日一日と寒さが、厳しくなりますが
  皆さん お体等大切にされ、発声練習に、精をだしましょう。 「ごあいさつ」 

  
  
  おわります


食道発声上級

 自己紹介(所属支部・氏名)し、次の曲の中から、
 一曲(一番のみ)を選んで歌う。


 


(一) 二十四の瞳



十年をひと昔というならば、この物語の発端は、


いまからふた昔半もまえのことになる。


昭和三年四月四日、農山漁村の名が全部あてはまるような、


瀬戸内海べりの一寒村へ、若い女の先生が赴任してきた。


百戸あまりの小さなその村は、入り江の海を


湖のような形にみせる役をしている細長い岬の、


そのとっぱなにあつたので、対岸の町や村へゆくには


小船でわたつたり、うねうねとまがりながらつづく


岬の山道をてくてく歩いたりせねばならない。


分教場の先生は二人で、うんと年よりの男先生と、


子どものように若い女先生がくるのにきまっていた。


それはまるで、そういう規則があるかのように、


大昔からそうだった。


その朝、岬の村の五年生以上の生徒たちは、本校まで五キロ


の道をいそいそと歩いていた。みんな、それぞれ一つずつ


進級したことが心をはずませ足もとも軽かったのだ。


今日から新しい教室で、新しい先生に教えてもらうたのしみは、


いつも通る道までが新しく感じられた。




  おわります








(二) 伊豆の踊り子



道がつづら折になって、いよいよ天城峠に近づいたと


思うころ、雨足が杉の密林を白く染めながら、


すさまじい早さでふもとから私を追ってきた。


私は二十歳、高等学校の制帽をかぶり、紺かすりの


着物に袴をはき、学生カバンを肩にかけていた。


一人伊豆の旅に出てから四目目のことだつた。


重なりあった山々や原生林や深い渓谷の秋に


見とれながらも、私は一つの期待に胸をときめかして


道を急いでいるのだった。


折れ曲がった急な坂道を駆け登った。.


ようやく峠の北口の茶屋にたどりっいて、ほっとすると


同時に、私はその入り口で立ちすくんでしまつた。


あまりに期待がみごとに的中したからである。


そこに旅芸人の一行が休んでいたのだ。


突っ立ている私を見た踊り子がすぐに白分の


座ぶとんをはずして、裏返しにそばへ置いた。


「ええ……」とだけ言って、私はその上に腰をおろした。


坂道を走った息切れと驚きとで、「ありがとう。」


という言葉がのどにひっかかって出なかったのだ。


踊り子とま近に向かい合ったので、私はあわてて


秩から煙草を取り出した。




  おわります





(三) ステキな声を育てよう



人間は一人で生きてはいけません。必ず自分以外の誰かと


関わりながら生きています。


あなたの存在を誰かに伝えるときや、誰かの心をあなたが


受け取るとき、そこに必ず「声」があります。


声は、受け取る人がいなければ、ただの音です。


聴く人、受け取る人がいて、はじめて「音」が「声」に変わるのです。


声を使って話すことは、ひとりではないということです。


「楽しかったね」「大好き」「一緒にいたい」「嬉しい」「ありがとう」


そんな言葉を、心を込めて伝えたのはいつのことでしたか。


相手の心に届いた時の嬉しさ、心が返ってきたときの温かさを覚えていますか。


当たり前で、最もシンプルなものにこそ、幸せにいきていくために、


なくてはならない力が隠されています。それこそが声の持つ魔法の力です。


自分も人も幸せにする声とは、今日からあなたが育てる、あなた自身のことです。



  おわります





 課題曲

「かもめの水兵さん」




かもめの水兵さん ならんだ水兵さん


白い帽子 白いシャツ 白い服


波にチャップチャップ うかんでる








 「どんぐりころころ」




どんぐりころころ  ドンブリコ


お池に はまって さあたいへん


どじょうが 出てきて こんにちは


ぼっちゃん 一緒に 遊びましょう








 「めだかの学校」




めだかの 学校は 川のなか


そっと のぞいて みてごらん


そっと のぞいて みてごらん


みんなで おゆうぎ しているよ




電気発声中級

 食道発声中級に同じ。

電気発声上級

 食道発声上級に同じ。






発声コンクール入賞者

食道発声上級
優勝
参加者なし

二位
参加者なし . .
三位
参加者なし . .
四位
参加者なし

五位
参加者なし . .
食道発声中級
優勝
参加者なし . .
二位
参加者なし

三位
参加者なし . .
食道発声初級
優勝
参加者なし

二位
参加者なし

三位
参加者なし

電気発声上級
優勝
参加者なし . .
二位
参加者なし

三位
参加者なし . .
四位
参加者なし

五位
参加者なし . .
電気発声中級
優勝
参加者なし

二位
参加者なし

三位
参加者なし

審査員特別賞
      該当者なし



「野外スポーツ大会」
今年は中止しました。


パークゴルフ(参加者   ) 

支部名 氏名 ハンデイ グロス ネット
優勝




2位




3位




4位




5位





 以下省略。